セントポーリアセントポーリアセントポーリアは、1年くらい経つと、ワサビのような形になってしまいます。そのため、1年に1回(我慢しても2年に1回)は植え替えが必要になります。 そのときに、一緒に・・葉さし、頂芽さし、脇芽さし、などで子株をふやします。 温度・・最低気温が10度以上ないと、腐ってしまいます。したがって、春先(5~6月)か、晩夏(9月前後)の年2回が、チャンスです。 光・・・普通は根が張るまで、暗い方が良いのですが、セントポーリアの場合は、明るい方が良いみたいです。(直射日光は絶対にダメです) 水・・・かなり、乾燥気味に管理します。セントポーリアは、葉が厚く、多肉なので、かなりの乾燥に耐えられます。水の与えすぎは雑菌を増やし、腐る原因になりますので、注意が必要です。ポリポットなどの場合は、新芽が出て安定するまで、毎日、2回は、乾燥の確認と管理が必要です。 イキイキタンクなどを、お使いの場合は、低めの水位で管理していただければ、 2~3日に1回の管理で大丈夫です。 植え替え・・○まずワサビ状になった、セントポーリアを土から抜きとります。 ○下葉を4枚ほど、鋭利な刃物(カッターや刺身包丁)で切り取ります。 ○下葉を落としたところから、茎をクサビ状に4方カット。 ○新しい土(バーミキュライトやセントポーリアの土)に差し込みます。 ※このとき、力ずくで押し込まないよう、注意して下さい。 切り口が痛むと、腐ってしまいます。あらかじめ掘っておくか、土を少なくしておいて、 セントポーリアをおいた後、土をかぶせるように、気を使うと、セントポーリアも喜びます。 ○しばらくは水やりを控え、新芽の確認まで、霧吹きなどで、軽く湿らせます。 葉挿し・・・○植え替え時に、切り取った葉の茎を、葉の根本から2センチくらいのところで、カットします。 ※カットはすべて鋭利な刃物(カッターか刺身包丁など)が良いです。ハサミなどは、細胞を壊してしまうので、 失敗しやすくなります。 ○ポリポットなどにバーミキュライトを、7分めくらい用意し、その上に、葉を置きます。 ※このとき、葉を500倍液肥などに水上げしておくと、よりベターです。 ○葉を45度くらい傾けて、その周りに土(バーミキュライト)をかぶせていきます。 ※茎の切り口を痛めないのが、ポイントです。土に穴をあけて、挿しても大丈夫ですが、切り口を痛めやすいので注意です。 ○過湿にしないよう、新芽がでるまでは、霧吹きなどで、軽く湿らせます。 ※新芽がでるまで、約1ヶ月かかります。(ガマン、ガマン) ※イキイキタンクなどを、お使いの場合は、水位を下げておけば大丈夫です。 ※葉挿しに使う葉は、名刺大くらいの葉が、お薦めです。 頂芽挿し・・植え替え時に、セントポーリアを、上下まっ二つに切ってしまう方法です。 ○上の部分・・上から数えて7~8枚目の部分でカット。 ○下葉を切り取り、その部分をくさび形にカット。 ○移植用のポリポットに乗せるようなかんじで、植え込みます。 ○植え込み後、茎が浮かないように、周りに土を入れていきます。 ※真上から見ると、王冠のように見えるので、クラウン挿しとも言われます。 ○下の部分・・残った部分の下から2~3枚の葉をカット。 ○上記のような方法で、くさび形にカット。 ○移植用のポリポットに、乗せるような感じで、植え込み。 ※頂芽挿しは、腐りやすいので、毎日、管理できる人にしかお勧めできません。 しかし、葉挿しに比べ、根さえ付けば成長が早いので、気の短い人は、チャレンジしてみて下さい。 基本は、葉刺しで、確率も高く、お薦めです。 目次に戻る |